『西洋旅案内』で保険紹介
現在、日本の保険業界は発展に次ぐ発展で、他先進国同様にさまざまな保険が取り扱われるようになりました。日本での保険の歴史を見てみると、19世紀半ば、開港地として栄えようとする横浜で最初の保険がやり取りされたようです。当時は、海外から行き来する外国人を対象に、火災保険や海上保険といったサービスを、まずは外国の保険会社がスタートさせたそうです。同じく19世紀中ごろには、『西洋旅案内』という福澤諭吉の書の中で、保険について紹介されました。その書では、「災難請合の事 イシュアランス」として「生涯請合」「火災請合」「海上請合」と書かれており、それぞれに生命保険、火災保険、海上保険のことを紹介したものです。同様に夏目漱石も、自分の書籍において、保険制度の仕組みや普及について触れているようです。